2026.10.21

ブラックレースフラワー*オルレアのあとに咲く、色幅のあるレース

 白いオルレアが終わったあとも、庭にレースフラワーの景色を続けたい方へ。
 うちでは、ブラックレースフラワーがその役目です。

庭で咲くブラックレースフラワー

オルレアと入れ替わるように咲く

 我が家の庭で、オルレアが種になり始める頃に、まるで交代するかのように咲き始めるのがブラックレースフラワーです。
 この花も、うちの庭でなくてはならない植物のひとつです。

→ オルレアの育て方はこちら

 春から初夏は輝くような真っ白な花のオルレア、夏から秋にかけてはシックな色合いのブラックレースフラワー。長くレースフラワーの景色を楽しめます。

黄色い花と並んで咲くブラックレースフラワーの庭

花の色に幅がある

 ホワイトレースフラワーではなく、あえてブラックレースフラワーを選んだ理由はふたつあります。
 ひとつは、夏から秋のはじめまで咲いてくれるので、シックな色合いがその季節に合うこと。
 もうひとつは、花色の幅の面白さです。
 ワインレッドから鮮やかな葡萄色、薄めの大人ピンク。そして2026年は、白に模様入りまで咲きました。
 これも長年、種から育てるからこそ出会える表情です。

 株ごとに個性があって、庭にシックで上品な雰囲気を与えてくれます。

ブラックレースフラワーの花のアップ
ブラックレースフラワーの花のアップ
ブラックレースフラワーの花のアップ

 咲き始めるのは、オルレアが種になる頃から。オルレアのようにこぼれ種から一斉に芽を出すのではなく、いつ芽を出したかで咲く時期がだいぶずれます。うちでは、10月のはじめにまだ花が咲いている株もありました。
 草丈は80〜120cm前後になります。
 比較的倒れないので、支柱はしていません。

うちの庭での育て方

 蒔く時期は、春か秋。
 秋に蒔いたものも、うちでは雪の下で冬を越しています。春に蒔いたものに比べて、秋に蒔いたもののほうがしっかりした株に育ち、背丈も高くなります。
 日当たりと風通しのよい場所を好みます。丈夫で育てやすい植物です。

 芽が出たあと、ほかの植物にあまりにも近いときは間引くこともありますが、ほぼ放置です。

こぼれ種で毎年咲く

 種でいただいて蒔いてから、もう10年近くになります。
 うちの庭では、一度種まきしただけです。
 こぼれ種で毎年咲いてくれるので、ローメンテナンスの我が家の庭には頼もしい存在のひとつです。

花のあとに、もうひとつの姿

 ブラックレースフラワーが、種になりはじめました。
 朝晩がすっと涼しくなって、
 庭はもう、静かに次の季節の支度をはじめているようです。

 平らに花が咲きますが、種になる頃になると、だんだん種を包み込むように丸まっていきます。

 よく観察していると、華麗に咲いている時間だけが、花の見どころではないんだなと感じます。
 色を落として、種を抱えこんでいくー
 鳥の巣みたいに丸くなっていくこの姿が、可愛らしくて愛おしいです。

 ドライフラワーにもなるそうです。ドライフラワーにするなら、種が完熟してポロポロ落ち始める前に、一足早く刈り取るのがいいと思います。

 種を採るのは、まだ先。
 しっかり熟すまで、待ちます。

種になりかけて丸まりはじめたブラックレースフラワーの花がら
鳥の巣のように丸まったブラックレースフラワーの花がら

 種が乾燥してきて、少し触っただけでこぼれ落ちるようになってきたら、採種時です。
 庭でカラカラになった花がらから、種を採ります。
 採るのは、9月の半ばから末あたりが多いです。
 ひと株の中で次々と花が咲き、咲き終わったところから順に種になっていくので、いっぺんには採れません。種になったところから、その部分だけ順に採っていきます。

手のひらにのせた、乾いたブラックレースフラワーの花がら

まとめ

 夏から秋へ、季節をつなぐレースフラワー。来年も、オルレアのあとを楽しみに待っています。

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この記事を書いている人と、案内役のモナ

雪国で、季節の花があふれる庭を育てています。
もうひとつの仕事として「あしあとアトリエ」という名前で、 大切な家族の姿を絵や動画にして残すお手伝いをしています。

記事のところどころに出てくる狐が、案内役のモナです。

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