2026.09.05

広い庭の草むしりは、全部きれいにしようとしない

 草むしりが終わりません。土日に2時間やっても、次の週末には元どおり。うちの庭は広いので、なおさらです。

 いろいろやってみて、いまはこう考えています。全部きれいにしようとしない。ある程度でOKとする。気持ちの持ち方の話ですが、これがいちばん効きました。

 うちでやっている草との付き合い方を書きます。狭いお庭には向かない部分もあると思うので、使えそうなところだけ拾ってください。

全部きれいにしようとしない

 庭じゅうを均一にきれいにするのは、うちの広さでは無理でした。やろうとすると、終わらないことに気持ちが折れます。

 なので、場所によって手のかけ方を変えています。

 目立つところ、気になるところはきれいにします。奥まったところは、植物の間の風通しだけ気にして、あとは放っています。

 ここを割り切れてから、庭に出るのが苦ではなくなりました。

手をつける順番を決めておく

 全部はできないので、順番を決めています。

  1. 隣の家との境目。まずここを優先します。
  2. アプローチ。歩いて目立つところです。
  3. 植えている植物のまわり。風通しのためです。

 アプローチは、芝刈り機で歩くところを短く刈るだけでも、だいぶ違って見えます。全部抜かなくても、刈ってあれば手入れされた庭に見えます。

 植物のまわりは、雑草が植えた植物より背が高くならないうちに、まわりだけきれいにします。背を越されてからだと大仕事になります。

ジャーマンアイリスの葉のあいだに雑草が茂っている
アイリスの葉に追いつきそうな状態
株のまわりの雑草を取ったあとのジャーマンアイリス
まわりだけ取ったあと(40分後)

 株元の土が見えるくらいで十分です。ここまでやれば風が通ります。

これだけは早めに抜く

 放っておいてよい草と、そうでない草があります。

 種をつけて爆発的に増えるもの。根で増えて、増えて仕方がないもの。この2つだけは、早めに取るようにしています。

庭に黄色いタンポポの花がいくつも咲いている
タンポポ。種で増えます
タンポポを抜いたあとの庭
抜いたあと(同じ日の夕方)

 タンポポは綿毛になると、あっという間に庭じゅうへ飛びます。咲いているうちに抜いてしまいます。

根で増えるハルジオンの株
こちらは根で増えるタイプ。ハルジオンだと思います

 根で増えるものは、抜いても株元が残ると、そこからまた出てきます。小さいうちのほうが楽です。

 ここを見逃すと、翌年の作業量が変わります。逆に言えば、それ以外はあわてなくて大丈夫です。

草が伸びた状態の庭の小道
刈る前
芝刈り機で刈ったあとの庭の小道
刈った後

 歩くところだけ刈ってあれば、庭は手入れされて見えます。写真は別の日に撮ったものです。

抜いた草は、その場に敷く

 草が生えないようにするいちばんのコツは、土を裸にしないことだと思っています。

 土の中には、どんなに雑草を取っても種がたくさん入っています。日が当たれば、必ず次の草が生えてきます。抜いても抜いてもすぐ生えてくるのは、日を遮っていた草がなくなって、下の種が芽を出すからです。

 だから、日差しを閉ざしてしまうのがいちばん効きます。そのために、刈った草や抜いた草を草マルチとして敷いています。

株元に刈った草を敷いた草マルチの様子
刈った草を、そのまま株元に敷きます

 防草シートでも同じ効果があると思います。ただ、うちは広すぎて敷くのが大変です。種類によっては劣化して、持て余してしまうものもあります。

 草マルチなら土に還って栄養にもなるので、一石二鳥です。抜いた草をごみ袋に詰めて運び出す手間もなくなります。

 草を「処分するもの」ではなく「その場で使うもの」と考えると、作業がひとつ減ります。

 もし米ぬかが手に入るなら、敷いた草の上に、さらっと薄めに撒くのがおすすめです。栄養にもなりますし、発酵が進んで分解も早くなります。

 ただし、たくさん撒いてはいけません。薄く、さらっとで十分です。

うちでは使っていない方法

 よく見かけるけれど、うちでは使っていないものが2つあります。

 砂利。雪国では、除雪のときに雪と一緒に砂利も飛ばしてしまいます。よそのお宅を見ていて、それは大変そうだなと思いました。うちでは試していません。

 除草剤。土が死んでしまう感じがして、微生物が働かなくなりそうなので、使っていません。土によくなさそうだと思っています。

 どちらも、雪の降らない地域や、土を使わない場所なら話は違うと思います。うちの場合は、という話です。

使っている道具

 特別なものは使っていません。

 電動の道具は持っていません。この4つで足りています。

まとめ|終わらせようとしないこと

 草むしりは終わりません。終わらせようとするから、しんどくなります。

 目立つところだけ。増える草だけ。抜いた草はその場に敷く。それくらいで、庭は十分きれいに見えます。

 今年もまた、ある程度で切り上げています。

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あしあとアトリエ 店主の似顔絵 案内役のモナ

この記事を書いている人と、案内役のモナ

雪国で、季節の花があふれる庭を育てています。
もうひとつの仕事として「あしあとアトリエ」という名前で、 大切な家族の姿を絵や動画にして残すお手伝いをしています。

記事のところどころに出てくる狐が、案内役のモナです。

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